ご実家のお片付けをしてる方へ

  • ご実家のお片付けをされている方
  • ご両親のお片付けを手伝っている方
  • シニア世代の方

Gaertringen / Pixabay

 

お片付けのコツをお伝えします。
 
お片付けは、
世代ごとに特徴があります。
自分の感覚で、勝手に物を不必要と決めつけないようにしましょう。
 

シニア世代の特徴

「もったいない!」「まだ使える!」という気持ちが強い

→戦争の時代を生きた方は、特にその思いが強いです。物を大事にしなさいという教えのもと育っているからです。そのため、捨てることにとても罪悪感を感じます。
 
実は普段使っているものは多くない
 
→シニア世代のお家はとにかくモノの量が多い傾向にあります。上に記載した、「もったいない!」の意識が強いからです。ただ、捨てられないだけで、家にある使いやすいものがどれかを把握してるため、使ってるもの自体は非常に少ないです。
 
いつか片付けようと思っている
 
→やはり、いつかは片付けなければと思っているが、片付け自体が面倒と思っている傾向にある。定年後は新しく始めた事があったり、体が思うように動かなかったりと片付ける一歩がなかなか踏み出せません。
 
思い出の品が多いので、捨てられない
 
→長く生きている分だけ、モノとの思い出が深いです。ひとつひとつのモノとの思い出を振り返ってしまうため、なかなか捨てられず、お片付けも進みません。
 

そんなシニア世代のお家のお片付けのポイント

 
こだわりの無さそうなモノからお片付けを進めること
 
→こだわりのあるものからお片付けを始めると、「こんな大事なものを捨てるの?」と不快な気持ちになってしまいます。片付け自体が嫌になってしまいます。なので、こだわりの無さそうなモノからお片付けを進めることをお勧めします!
 
捨て方に注意する
 
→「これ捨てよう、あれも捨てよう」ではダメ。たとえば、「これ、よく使い込んでるね。大事に使ってくれてこのモノも感謝してくれてるよ」と、手を合わせて捨てたり。
 
「これとっても素敵だね、私が預かっててもいい?」「これ、◯◯が欲しがってたよ!あげていい?」という捨て方でも。
 

なぜお片付けをするといいのか?理解しよう!

 
片付けば、なんでもかんでも「捨てる」ことではありません。
 
お家にあるたくさんのモノの中から、今後使うモノや、今後も必要だと思うモノ。自分にとって大切なモノを選び抜くこと。
 
スポーツやゲームなどの、トーナメントのようなイメージです。
 
例えばですが、
もし、あなた(シニア世代の方)が天国にいったとき。
息子さんや娘さんが実家のお片付けをすることになりますが、息子さんや娘さんがあれはどこ?これはどこ?など、印鑑や通帳など手続きをする際に、
家中のモノをひっくり返して探すことがなくなります。
 
お片付けをしてあることで、大切なものを見つけやすく、更にはお子様達の負担を減らすことができます。
 
そして、あなたの大切なモノを大切に扱ってもらうことができます。ごみではなく、モノとして、扱ってもらえます。
 
もちろん、
お子様のためだけではなく、
整理整頓をすることで、
家の中の空気もきれいになり、
より長生きだって出来ます。
お孫さんが走りまわることだって出来ます。
お子様やお孫様みんなが集まるお家になります。
 
このように、お片付けを通して、たくさんの良いことが待っています。
 
 
ご実家のお片付けをしてる方や、
ご両親のお片付けを手伝ってる方。
このポイントを把握して、
ぜひご両親さまの気持ちを考えながら、お片付けに望みましょう!
 
まずは「ここから!」