早めに終活を意識すると?キッチン収納の施工事例!(高崎市A様)

こんにちは。

群馬県を中心に整理収納アドバイザーとして活動しております、ぐんま整理収納サポート「ここから」のみずきです。

 

早めに終活を意識!すっきりキッチン収納!

今回のお客様、まだまだ50代になったばかり。

笑顔が素敵で明るく素敵な奥様ですが、

「終活で・・・」と一番初めにご連絡をいただきました。

お話の中で、今後の生活を意識して「すっきり過ごしたい」という思いがよく伝わってきました。

 

実は、50代から今後のことを考えて、整理収納することはとっても良いタイミングなんです。

せっかく「終活」という言葉がでてきたので、

・50代からお片付けをオススメする理由についてと、

・キッチン施工事例をご紹介させて頂きます。

 

「終活の整理収納」実は、50代がオススメ?

Free-Photos / Pixabay


50代で整理収納をオススメする理由はいくつかあります。

 

この「終活」という言葉。

「死ぬ前の準備」ととらえがち。

ですが、前向きにお片付けしてほしいと私は思っています。

「残りの人生を毎日たのしく!」するのが、

お片付けにおける「終活」だと思っています。

 

①体力があるうちに。

簡潔に言いますと、「からだが動くうちに、きちんと動いておく」ということ。

老前の整理収納と表現することもあります。

やはりいつまでも若くいたいですが、いつかは人間、皆老いてしまいます。

自分で片付けるには、制限時間=リミットがあるのです。

たとえば、介護が必要になってしまった場合、自分で片付けをすることが難しくなってしまいます。

体力があるうちに自分のものは自分で整理しておきたいですね!

②ライフスタイルの変化。

50代になると、お子さんが成長して一人暮らしをすることになったりして、家族の人数に変化があることも。

ライフサイクルやライフスタイルが変化するとき、整理をする良いタイミングともいえます。

たとえば、四人家族が二人家族になった場合、その分、二人分のものは減らさないと、ずっとモノが置かれている状態になります。

物は勝手には減りません。なので、減らすという行為をしないと、ずっとモノが増えていってしまいます。

③判断力に優れている。

50代では、今まで生きていた中での経験をはじめ、色々な角度からモノと向き合うことができます。

特に、整理するときに必要な能力=判断力が非常に重要。

必要なものと不要なものを見極めるためにつかいますが、この判断力も年齢が増すことによって、衰えてしまうんです。

ここでは3つご紹介しました。

この50代のタイミングを逃し、年齢が60代以降になると、精神的にも変化があり、モノが少なくなることが不安だと感じてしまうことも。元気のうちから少しずつ整理をしていくことが大切です。

 

では、いよいよ今回の施工事例に移りたいとおもいます。

 

毎日使うキッチンをすっきり整理収納!

キッチン整理収納

今回のサポートは、お試しをかねて、3時間のお時間を頂きました。

元々綺麗にお使いいただいていて、「これで整理収納必要なの?」と思う方もいるかもしれません。

100円ショップの収納を使わせていただき、「もっと今より使いやすく!もっとすっきり!」するキッチンを目指します。

 

キッチンは、主に奥様が使っている場所なので、ほかのご家族は整理することができません。

(というより、モノの価値がわからないので整理するのが難しいです。)

なので、キッチンは今後のことを考えて、奥様が整理しておく必要があります。

 


キッチンの右下の開き戸。

キッチン整理収納
こちらにはもともと二段のスペースに、タッパーがいれられていました。

タッパーの量が多めなので、タッパーを持つべき量を見直して、必要なタッパーだけを収納しました。

そうすることで、スペースが生まれ、サランラップを入れる余裕ができました。

また、こういう大きい空間には、プラスチックケースなどで仕切りを設けてあげると、適正量が定まり「とりあえず、つっこむ」状態から

抜け出すことができます。

※使っていないタッパーは、大きさによっては、ほかの収納で使うこともできます。

 

シンクの下。

キッチン整理収納

こちらもしっかりとモノを整理をして、必要なものだけを置くようにしましょう。

シンクの下には、お掃除用品や水切りボウルをおくと、家事がはかどります。(家事動線を意識

洗剤は、キッチンで使うものだけを、このシンク下にいれるようにしましょう。

 

開き戸の場合は、高さがあるので「コの字ラック」をつかったり、「ファイルケース」をつかって、高さを生かしてあげると収納量が増えます。

 

また、ここでのポイントですが、シンク下は、万が一水漏れしていた場合にすぐ気づけるように、ものをたくさん置くのはやめましょう。

実はある程度の年数がたつと、

「ゴムパッキンの劣化」「排水パイプのナットの緩み」「排水ホースの故障」「排水管つまり」「水栓の故障」などで、水漏れが起こることがあります。

この水漏れに早急に気づければよいのですが、早く気づけない場合、キッチンに使われている木材を傷めてしまいます。

ものがたくさん置かれていると、この発見は遅れてしまうことも。

 

コンロの下。

キッチン整理収納
コンロの下にはお鍋やフライパンを置くようにしましょう。

このお鍋やフライパン、全て立てる収納にすると、使い勝手がよくなります。

立てるために、ファイルケースやブックエンドを使うと効果的です。

「全て重ねる」から卒業しましょう。

 

キッチン作業スペース下の引出し収納。

キッチン整理収納
こちら、油や液体の調味料も置く際にも、ファイルケースを活用しましょう。

ファイルケースをしてほしい理由があって、

油などの液体がこぼれてしまったときに、ファイルケース自体をこの中性洗剤で丸洗いできます。

また、引出しは、縦長のものを入れたときに、勢い余って倒れてしまうケースが多いです。

ファイルケースで仕切りを作ってあげることで、倒れるのを阻止することができます。

 

キッチン作業スペース下の引出しの中段。

キッチン整理収納
こちらには、調味料やお茶セットが入っています。

キッチンの上に置かれている調味料やお茶も、きちんとしまってあげることによって、キッチンの見た目をすっきりさせることができます。

調味料の管理(在庫など)も確認することができます。

ただ、引出しの中にあると賞味期限の意識がさがってしますので、定期的に見直してあげましょう。

 

キッチン作業スペース下の引出しの上段。

キッチン整理収納
こちらには、キッチンツールがはいっています。

こちらも大きさに合わせて、定位置をきめてあげましょう。

定位置を決めてあげるだけで「なにがないか?」把握することもできます。

整えるだけでもきれいに見せることができますね。

 

キッチンバックセットの棚収納。

キッチン整理収納
ここの収納は「高さがない&すぐ使えるように」ファイルケースではなく、鍋蓋ケース(ダイソー購入品)を使ってあげると便利です。

いまある収納に合わせて、ただしく収納を使うことが大切です。

なるべくたてて、ストック品を把握しやすくしましょう。

ストック品を把握することで、同じものの無駄買いを避けることができます。

 

キッチンの上棚収納。

キッチン整理収納

上棚収納の奥まで手が届く人はなかなかいません。

上棚収納は「引出せる収納」にしてあげて、奥行のスペースまでしっかり活用してあげましょう。

主に使用頻度が低いものを、キッチン上に置いてあげましょう。

上から重いものが落ちてきても危険なので、安全面も考慮して使うことが大切です。

 

まとめ

今回、高崎市にお住まいのA様。

はじめてのおかたづけサポートでした。

とても明るい方で笑顔が素敵な奥様。

私の方がたくさん笑顔もらっちゃいました!

それに、とっても美味しいお昼ご飯まで頂いてしまいました^^

ありがとうございます。

またお会いできることになっています。

次回も楽しみです。