どこにでも使えると思ってませんか?メラミンスポンジ。

こんにちは。

群馬県を中心に整理収納アドバイザーとして活動させて頂いております、ぐんま整理収納サポート「ここから」のみずきです。

 

今は100円ショップでも手に入れることができる掃除道具「メラミンスポンジ」。

メラミンスポンジ
キッチンをはじめ、洗面所や床、ガラスなどさまざまな場所の掃除にメラミンスポンジが使えるので、皆さん一度はお使いになったことがあるのではないでしょうか?

一番有名なものだと「激落ちくん」があげられます。

そもそもメラミンスポンジってどんなもの?

見た目や触った感じ、皆さんもご存知かと思うのですが、とても柔らかいスポンジですよね。

でも、実は中身は研磨材に近くて、とても硬い素材なんです。

実は、このメラミンスポンジを作っている「メラミン樹脂」は、硬い樹脂なんです。

そしてもうひとつのポイント!

このメラミンスポンジは、「メラミン樹脂」に「発砲剤」や「ガス」を加えて、発砲させて作っています。なので、目には見えませんがこまかい「網目状の構造」になっています。

この構造が頑固な汚れを落とすためのポイントになってます!

これらの特徴(硬さと編み目構造)が、頑固な汚れを簡単に落とせる秘訣なんです。

ちゃんと使えてる?使い方の再確認!

メラミンスポンジを使う時は、しっかり水を含ませてから使ってください。

ガンコな汚れには市販の洗剤などを組み合わせて使ってもよいかと思います。

やってはいけない!メラニンスポンジの使い方

メラミンスポンジ注意

ここからが本題です。

どこにでも使えそうなメラミンスポンジですが、注意書きの欄をよく確認しましょう。

使ってはいけない場所やものがあるのをご存じですか?
もしかしたら、今まで使った場所もあるかもしれません。

中でも大切なところをピックアップして書きます。

①人体に使ってはダメ!

メラミンスポンジは、研磨剤のような硬いスポンジなので、人体に使うと肌を傷つけてしまいます。やすりで肌をこするようなものです。火傷のような症状になってしまいますので、人体には使用しないよう気をつけましょう。なので、お子様の顔の落書きなどもダメです!

また、歯のホワイトニング効果などで、使う方がいらっしゃいます。やめましょう!

歯を守っている大事なエナメル質=保護膜を傷つける恐れがあります。きちんと歯医者さんに相談しましょう^^

②コーティングされたものに使ってはダメ!

よく言われるものとして、

ワックスがかけられたフローリング。
くもり止めコーティングがされた鏡。
汚れ防止のコーティングが施された浴槽、便器の内側。

実は自分がコーティングしていなくても、もともとコーティングされている素材のものは多いです。特に最近の設備ではほとんどコーティング加工が施されています。

コーティングをされているものに、メラミンスポンジを使うと、せっかくかけているコーティングを剥がしてしまいます。

③光沢があるものには使ってはダメ!

光沢があるものにメラミンスポンジを使うと、表面に細かいデコボコができてしまい、
せっかくの光沢がとれてしまいます!

光沢がなければ、ステンレスやプラスチックにも使用して大丈夫です。

光沢と言われても難しいと思う方も。光沢がない場合も、目立たないところで試してから使うようにしましょう。

④車に使ってはダメ!

メラミンスポンジを車のボディに使ってしまっている方、やめてくださいね!塗装がとれて、こすった部分の光沢がなくなってしまうことも。

車のガラスも同様です。ここには撥水加工(コーティング)がされています。これらも落としてしまいますので、車にはダメ!と覚えてしまいましょう!

③漆器

漆で塗られた漆器。

汚れ落ちがよかったり、断熱効果があるようで、メラミンスポンジを使ってしまうと、効果が失われてしまいます。

また、気に入っている食器等にもあまり使うのはおすすめしません。傷をつけてしまうのて、余計に汚れをためやすくしてしまうことも。

 

もし色々な場所に使われているのなら、今後気を付けるようにしましょう!

注意書きをみることはとても大切です。

メラミンスポンジだけでなく、洗剤やスポンジを買う際にはよく確認するようにしましょう。