こんにちは。
群馬県を中心に整理収納アドバイザーとして活動しております、
ぐんま整理収納サポート「ここから」のみずきです。
まず、皆さんにお願い。
「はやく、お片付けしなさい!」
この言葉は絶対に言わないでください。
色々な方法があるかと思いますが、「私なりのお片付けのしつけ」方法を書かせていただきます。
私の娘はもうすぐ3歳で、自分で言うのもお恥ずかしいですが、お片付けは上手だと思っています。
私は、「お片付けがきちんとできる子になってほしい」とは思ってましたが、
そんなに「躾をしてる」という感覚はありませんでした。
気づいたら、おもちゃを使ったらしまって…
またおもちゃを使ってしまって…。
が出来るようになってきました。
以下は、私が実際にしてたことですが、少しでも参考のなればと思います。
0歳から2歳までのお片付けのポイント!
0歳~2歳くらいまで、親や周りの大人のすることをとても良く観察している子供たち。
もし、お母さんやご両親が「お片づけができる子どもになってほしい!」と考えるのなら、
早いと思うかもしれませんが、0歳児のころから「お片付けの意識」をつけてあげましょう。
①「ないない」は、楽しいもの。
例えば、積み木を積めたら「すごいね!」と誉めますよね。
それと同じで、おもちゃの箱に入れたら「ないないできたの?すごいね!」
すると、
「出しては入れて出しては入れて…」そういう遊びなのか?って思うくらい、
おもちゃを収納から出し入れするようになります。
要するに「ないない」が楽しくなったんだとおもいます。
モノを出したり入れたりすることに興味をもち始めたら、
「お片づけ」に興味をもたせるとってもいい時期。
「片づけ」を楽しい遊びの一つとしてまずは取り組みましょう。
以前「学力の経済学」という本を読みました。
子供が夢中でやっているときは、とことんやらせてあげることが大切のようです。
②「お母さんはお片付け大好き!」を知ってもらう。
もちろん、お片付けが苦手なお母さんもいると思います。
そんな方にこれだけやってもらいたいです!
「お母さんはお片付けするのが好きなんだ」と子供が思えば、見よう見まねでお手伝いするようになります。
例えば、私は食器を片付けるときなど、「おっかたづけー♪」と歌いながら片付けてました。
洗濯物をしまう時は、引き出しに入れて「はい、ないない!」ぱっと両手を見せる!ケラケラっと笑います。
すると、子供は同じことをします。
うちの子はお話しが遅かったので、歌は歌いませんでしたが、
おもちゃをしまった後に、ぱっと両手を見せてニコっとしてくれました。
家事を少しでも楽しくさせるために、
家事で子供を笑わせられるように…
子供は思った以上に、お母さんの行動をよく見てます。
③「お片付けのあとには楽しいことが待ってる」ことを伝える。
おもちゃで遊ぶのはすごく楽しい。
「片付けるのは嫌。もっと遊びたい!」と、子供は当然のように思っています。
それなら、「おもちゃを片付けたら次は何をしようか!」これが大切です。
「○○ちゃんが、大好きなお菓子を食べようか!」
「○○ちゃん、お母さんのお料理お手伝いしてくれる?」
お子さんが、好きな遊びでも何でもいいんです。
お片付けしたら、また違うことができる楽しさを教えてあげましょう。
0~2歳のお子様をもつ「お父さま・お母さま」へ。
「片づけ」は、今やっている行動をいったん止めて、
次にする行動を始め、スムーズに次の作業にうつるためにすること。
片づけたことで、今までの行動にけじめをつけ、
先の行動にうつせるような声かけをすると良いと思います。
例えば、「寝る時間だから片づけよう」と自分がしている行動でもあえて言葉に出す。
お子様に、「何のために片づけをするのか」を日頃から伝えてあげるとよいでしょう。
まだ、この時期は「片付ける」理由が、分からないお年頃です。
モノの分類ができるようになるのは、3歳くらいだといわれています。
なので、この0~2歳の時に時期に「はやく、お片付けしなさい!」を植えつけてしまったり、
散らかしたおもちゃに対して、ご両親様がイライラしてしまうと、
お片付け自体が、「大変なもの」「しないと怒られるもの」「いやなもの」だと思ってしまいます。
まとめ
躾(しつけ)=身だしなみを美しくする、と漢字で書きますね。
躾は、「教えるものではなく、自然と身に付くものであるように…」
と、わたしは意識してます。
お子様を育ててる大先輩は、
沢山いらっしゃると思いますので、あまり躾については語りませんが、
お母さんがもっと楽に!
お子さんがもっと楽しく!
お片付けできるようなったら良いなと感じます🌸
次回は、
3歳からのお片付けです。