お片付けができる子に育ってほしい!(0歳~2歳のお片付け)

こんにちは。

群馬県を中心に整理収納アドバイザーとして活動しております、

ぐんま整理収納サポート「ここから」のみずきです。

 

まず、皆さんにお願い。

「はやく、お片付けしなさい!」

この言葉は絶対に言わないでください。

FeeLoona / Pixabay


色々な方法があるかと思いますが、「私なりのお片付けのしつけ」方法を書かせていただきます。

私の娘はもうすぐ3歳で、自分で言うのもお恥ずかしいですが、お片付けは上手だと思っています。

 

私は、「お片付けがきちんとできる子になってほしい」とは思ってましたが、

そんなに「躾をしてる」という感覚はありませんでした。

 

気づいたら、おもちゃを使ったらしまって…

またおもちゃを使ってしまって…。

が出来るようになってきました。

以下は、私が実際にしてたことですが、少しでも参考のなればと思います。

 

0歳から2歳までのお片付けのポイント!


0歳~2歳くらいまで、親や周りの大人のすることをとても良く観察している子供たち。

もし、お母さんやご両親が「お片づけができる子どもになってほしい!」と考えるのなら、

早いと思うかもしれませんが、0歳児のころから「お片付けの意識」をつけてあげましょう。

 

 

①「ないない」は、楽しいもの。

例えば、積み木を積めたら「すごいね!」と誉めますよね。

それと同じで、おもちゃの箱に入れたら「ないないできたの?すごいね!」

すると、

「出しては入れて出しては入れて…」そういう遊びなのか?って思うくらい、

おもちゃを収納から出し入れするようになります。

要するに「ないない」が楽しくなったんだとおもいます。

モノを出したり入れたりすることに興味をもち始めたら、

「お片づけ」に興味をもたせるとってもいい時期。

「片づけ」を楽しい遊びの一つとしてまずは取り組みましょう。

 

以前「学力の経済学」という本を読みました。

子供が夢中でやっているときは、とことんやらせてあげることが大切のようです。

 

②「お母さんはお片付け大好き!」を知ってもらう。

もちろん、お片付けが苦手なお母さんもいると思います。

そんな方にこれだけやってもらいたいです!

「お母さんはお片付けするのが好きなんだ」と子供が思えば、見よう見まねでお手伝いするようになります。

 

例えば、私は食器を片付けるときなど、「おっかたづけー♪」と歌いながら片付けてました。

洗濯物をしまう時は、引き出しに入れて「はい、ないない!」ぱっと両手を見せる!ケラケラっと笑います。

すると、子供は同じことをします。

うちの子はお話しが遅かったので、歌は歌いませんでしたが、

おもちゃをしまった後に、ぱっと両手を見せてニコっとしてくれました。

 

家事を少しでも楽しくさせるために、

家事で子供を笑わせられるように…

子供は思った以上に、お母さんの行動をよく見てます。

 

③「お片付けのあとには楽しいことが待ってる」ことを伝える。

おもちゃで遊ぶのはすごく楽しい。

「片付けるのは嫌。もっと遊びたい!」と、子供は当然のように思っています。

それなら、「おもちゃを片付けたら次は何をしようか!」これが大切です。

「○○ちゃんが、大好きなお菓子を食べようか!」

「○○ちゃん、お母さんのお料理お手伝いしてくれる?」

お子さんが、好きな遊びでも何でもいいんです。

お片付けしたら、また違うことができる楽しさを教えてあげましょう。


0~2歳のお子様をもつ「お父さま・お母さま」へ。

Pexels / Pixabay


「片づけ」は、今やっている行動をいったん止めて、

次にする行動を始め、スムーズに次の作業にうつるためにすること。

 

片づけたことで、今までの行動にけじめをつけ、

先の行動にうつせるような声かけをすると良いと思います。

例えば、「寝る時間だから片づけよう」と自分がしている行動でもあえて言葉に出す。

お子様に、「何のために片づけをするのか」を日頃から伝えてあげるとよいでしょう。

 

まだ、この時期は「片付ける」理由が、分からないお年頃です。

モノの分類ができるようになるのは、3歳くらいだといわれています。

なので、この0~2歳の時に時期に「はやく、お片付けしなさい!」を植えつけてしまったり、

散らかしたおもちゃに対して、ご両親様がイライラしてしまうと、

お片付け自体が、「大変なもの」「しないと怒られるもの」「いやなもの」だと思ってしまいます。

 

まとめ

 

躾(しつけ)=身だしなみを美しくする、と漢字で書きますね。

躾は、「教えるものではなく、自然と身に付くものであるように…」

と、わたしは意識してます。

 

お子様を育ててる大先輩は、

沢山いらっしゃると思いますので、あまり躾については語りませんが、

 

お母さんがもっと楽に!

お子さんがもっと楽しく!

お片付けできるようなったら良いなと感じます🌸

 

次回は、

3歳からのお片付けです。